■ 始雪 ■ ヒラヒラと舞い散る雪の結晶 寒い中見上げる冬の空は 真っ白で 冷たくて 儚くて 僕は 気が付かないうちに こんなにも遠くまで 吸い込まれていた 「……さむいなぁ」 漏らした一言も その世界では吸い込まれてしまうから きっと 誰の耳にも届かない そう この世界には 誰もいない 僕だけの淋しい世界 だから 誰かが気付くまで 僕は叫び続けよう ずっと ずっと ずっと ずっと ----------------------------------------------------------------- ※この設定/物語はYukiが曲を作る時に決まって思い浮かぶストーリーを 簡略的あるいは部分的に抜き出して記述したに過ぎません。 必ずしも「この曲のストーリーはこれ!」ということはないです。 皆さんが曲を聴いて別のストーリーを思い浮かべたならば、 それが皆さんにとってのその曲の世界観となります。