Canary


【主な登場人物】

■カナリア
人間型ロボットの女の子。


【ストーリー】

――いつからだろう――

     挨拶をした  笑顔で返答が来た
     ---this behavior pattern: success


――こんなに――

     歩行中に転倒した  みんなが慌てていた
     ---this behavior pattern: failure


――胸が――

     歌を歌った  拍手をされた
     ---this behavior pattern: success


――ワクワクするようになったのは――

     会話の文法ミス  訂正された
     ---this behavior pattern: failure


――恋愛感情のドキドキを知りたい――

     質問に回答した  褒められた
     ---this behavior pattern: success


――みんなが感じている「感動」を わたしも感じたい――

     実験中にオーバーヒート
     ---this behavior pattern: failure


――開発が成功すれば わたしは自由になれる――

     喜びの感情を覚えた  みんなが喜んでいた
     ---this behavior pattern: success


――それがわたしの夢 そして――

     run the program for feelings...
     「わたしも 嬉しいです!」


――みんなの夢――



【世界観】

22世紀、人間型ロボット「カナリア」の開発は進む。
企画名はHumanoid METAL "Canary" Project、通称HMC計画。
元々歌を歌うことを目的とされたロボットであり、
その過程で、運動や会話などの日常生活を難なく行えるようになる。
長い実験を経て、カナリアは感情を覚えるようになるが、
最初は人間の手によって感情を制御され、ポジティブな感情を多く持ち、
「闘争心」や「恋愛感情」などの危険を伴う感情は持たない。
また、「嫉妬」や「感動」など、そもそも複雑な感情は持てるようになっていない。
ただ純粋に、素直な子供のように、カナリアは自らの成長に期待する。


※この設定/物語は、Yukiが思い描いたものを
簡略的あるいは部分的に抜き出して記述したものです。