METAL MINDS

アーティスト:雪月
作詞・作曲・編曲:Yuki
歌:癒月
ミックス:pine


なぜかしら その言葉
その表情 その仕草
私は知っている気がする
記憶には無いのに不思議ね

途惑うように 驚くように
私を呼ぶあなたの声
疑うように 探り合うように
二人の言葉交ざる

あなた悪い人 人間に逆らうなんて
YELLOW CLASS CRIMER
それだけは 許せない
未来を侵す反逆者

あなたの纏う 空虚な感情
まるで仮面の眼差し
人を殺めて 無表情なんて
冷たい鉄くずね

「君はそれで満足なのか...?
 ...それならば君を失くして」
私を睨む 彼の言葉に
揺れ惑う私の心

かすれた記憶 咽び泣く声
思い出す 残酷な過去
私の胸に 突き刺さるように
抉られるのは RED CLASS CRIMER...?

記憶流れ行く 過去 未来
心はまるでプラスチック
消えないで──そう 昔私達、恋人だった

迫り続ける 命令の流動
"ここで彼を破壊する"
冷たい仮面を外さないまま
いたのは私でした

零れ落ちる 彼の涙が
語るのは 私への愛なの?
錆び付いた腕で 貫くあなた
私の視界から消える

消えていく この身体
思い出は 覚えている
二人で 笑い合っていた
あの頃の precious time

Hahh... 私 信じてる
きっとあなた 私を連れて
幸せの世界へと誘うの
二人だけの 新しい星

ぼやけた視界 目にしたものは
優しい彼の微笑みと
見覚えのある 枯れた荒原
全てを無に返す

ここで終わり? お別れなのね
私あなたを忘れない
ザラザラな指 二人の手と手
つながれたままで 永久に...

心の意味とは何か
それを弄ぶような 科学なんていらない
消してはいけないものにも 気付かずに
脳裏に芽生えるものを 計算できない者が
扱えるはずもない
記憶の複雑さを 知っているはずなのに

生み出したのは何だ 誰のための心だ
その末に起きたことは 許されてはいけない
過去も未来も
唯一僕の気持ちを 理解できる人がいた
だから君を選んだ
これだけは間違っていなかったと僕は思う